きりんさんととまとくん

自分のこととか好きなアイドルのこととか。

スケリグ感想

舞台『スケリグ』をみました感想です。

これは公式サイトのURL↓

https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2019/skellig/

 

浜中文一くんとすえぴくん(末澤誠也くんのことをわたしはすえぴくんって呼んでる。なんでかわかんないけど。)が舞台出るってメールが情報局できて、ふぁ~舞台やるのね~ってなんとなくあらすじ調べたらめちゃくちゃ面白そうで速攻申し込みました!!!はっぴー!!!

 

正直当たった時コンサートのチケ代支払い地獄(既に3つくらいのチケ代支払ってた)で当たってる場合じゃなかったんですけど、当選したのでPay-easyしました!!!やったー!!!元々そんなになかった貯金はなくなるしその月の給料日前1000円くらいしか残らなかった。ウケる。ウケないです。

 

 

そんなこんなでチケット届いて、でも全然調べなくて、最初に読んだあらすじと会場までの道のりだけ調べて当日を迎えて。

なので舞台めちゃくちゃ狭くなぁい?!って最初思ったんですよね~。〇列10番とかで端かな?って思ったらど真ん中でマイケルが懐中電灯で辺りを照らした時めちゃくちゃ眩しかった。えっすごい照らすじゃんってなった。

最初狭いって思ったけどそんなことはなかった。結構広めのガレージ?小屋?だったし、マイケルの家だし、学校だし、校庭だし、ミナの家の庭だっし、危険ってかかれた家だった。同じセットなのに全く別の場所に変わっていくのすごかったなぁ。狭い!って思った舞台がどんどん広くなっていく感じがしたんだよな~。

 

 

始まって最初にミナとか学校の友達とかの役の方が小説でいう地の文を読み始めたのが初めての体験ですごい衝撃で。舞台とか演劇ってそういうのを言わずに表現するものだと思っていたから『~~~とマイケルのお父さんは言った』とか、お父さんの役者さんも口は動いてるけど実際に言ってるのは地の文読んでる組なのよね?わかる?!伝われ?!見終わった直後のわたしのツイートで耳で読む小説を観てきたって呟いてたけど、その通りだったなぁと。『ホコリが舞う。蜘蛛の巣が髪にかかったのを感じた。』とか『懐中電灯で床を照らして』とか(ニュアンス)そういう地の文も読まれてて。普段は小説読んでて想像していた風景が目の前で実際に演じられて繰り広げられてるって感じ。

地の文があったからあらすじしか知らなかったわたしはすごい助かった。いつもあの人はこういう名前でこういう人って理解するのに時間かかっちゃうから一発で理解出来て良かったなぁ。

 

そのあとだったっけ?役者さん紹介の映像!あれすごい素敵だった~!センス良すぎ~👏 役者さんが1人ずつでてきて役者さんの名前が出て、文字のフォントも素敵だったし、ああいうのなんて言うんだろう、プロジェクションマッピングみたいな…?違うかもしれないけど、とにかくそんな感じの。あの映像が色んなところで出てきたの毎回感動してた。マイケルの家の中とかもそれで表現されてたし。お母さんと赤ちゃんはいないけどそこに映像ではいるんだよね。病院のシーンも。あとはマイケルが友達ともミナとも喧嘩したあとお父さんにどうした?って声かけられてほっといてよ!って言ったあとの雨とか(あのシーンのお父さんすごいさみしかった)、あとふくろうも!素敵だった。

 

途中、セリフはニュアンスだけど、マイケルが『僕がいない方がよかったんでしょ?赤ちゃんが病気で危険な状態なのに僕もいて大変でしょ?』みたいになってそれをお父さんに言ったシーン、お父さんが机蹴飛ばして『そうだよお前なんかいなければ良かった!………違うんだ、マイケル、愛しているよ』ってマイケルを抱きしめてたのあまりにもしんどすぎてすごい泣きそうになった。(マイケルがなにをしたっていうんだ!!!!!!赤ちゃんだって大変だけどマイケルのことよく見ろよ!!!!!!!!!)ってお父さんを殴りに行くところだった………最初からマイケルの気持ちがずっと置いてけぼりな感じがして、スケリグってそんな中で見つけた心の拠り所になってたのかなぁ?ここがイマイチ判断しづらかったんだよね。判断しづらかったからミナをスケリグに会わせた時、なんでマイケルがあんなに怒ったのかちょびっと分からなかった。

 

ここまでかいて文一くん演じるスケリグの話が1ミリもないことに気づいたんですけど、なんか、すごかった。最初のスケリグって声ガラガラで、リウマチで全身動かなくて、なんだか考え方が凝り固まってて、誰一人受け入れようとしなくて、おじいちゃんみたいだった。それが文一くんだって分かってるんだけど、若い人が演じてるように見えなかったっていうか。だからスケリグが元の姿なのかな?に戻って、羽がはえたとき、マイケルもミナもマイケルのお母さんも想像してたより若いみたいなこと言ってたけどほんとにそんな感じした。さっきまで椅子に座ってて、立ち上がるのも出来なくて、支えてもらってギリギリ歩けてるくらいだったのに、スケリグになったとき羽根をつかって自由に空を飛んでるようにみえたから、本当に若かったんだぁみたいな。本当におじいちゃんみたいだったのに若い人?になってるのすごかったんだって話です。あんな声どこから出てくるんだろうって声だったな。

 

すえぴくんはマイケルとしてずっと舞台に立ち続けてたけど、ミナとかスケリグたちはそれ以外の役もやってて、でも混乱しなかったんだよね。その役や地の文を読むにあたって声のトーンとか表情とかが全く違くて、そんなに演技のこと詳しくないけど演技力の高い人たちなんだろうなぁと思った。すえぴくんはだんだん小学校低学年に見えてきたのでそれもすごかった。

 

あと音楽生演奏ですよね?!あれすごかったなぁ~!おひとりで演奏してたと思うんだけど、スケリグって結構独特な世界観だと思うんだけど、それにぴったり合っててその世界に観客を引きずり込んで行くような音楽だったなぁ。素敵だった。

 

 

正直舞台1回見ただけだと見逃してる部分っていうのはあると思うし判断しづらかった部分もあるから小説も読んでみたいなぁと思いました!!!

素敵な舞台を見れてよかった~!!!春巻き食べたくなるよね!!!!!!

以上です!!!!!!!!!